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2025.12.16
チャットボット利用におけるセキュリティ対策
安全な運用のための3つのポイント
安全な運用のための3つのポイント
昨今、カスタマーサポートや社内ヘルプデスクなど、様々なビジネスシーンでチャットボットの利用が一般化しています。
24 時間 365
日、お客様をお待たせすることなく対応できるチャットボットは非常に便利な存在です。
しかし、その利便性を享受するためには同時に、情報漏洩やコンプライアンス違反などといったリスクを正しく理解し、 対策を講じる必要があります。
そこで本記事では、チャットボット利用に伴うリスクと、安全な導入・運用に向けた具体的な注意点を解説していきます。
しかし、その利便性を享受するためには同時に、情報漏洩やコンプライアンス違反などといったリスクを正しく理解し、 対策を講じる必要があります。
そこで本記事では、チャットボット利用に伴うリスクと、安全な導入・運用に向けた具体的な注意点を解説していきます。
シナリオ型 と AI型
セキュリティ特性と責任範囲の違い
シナリオ型とAI型、それぞれのチャットボットの違いは以前の記事
(chatbot(チャットボット)の種類)で解説しました。
そしてこの二種類は、その特性の違いから、セキュリティ面においても異なるリスクと注意点を持っています。
シナリオ型(ルールベース型)
閉じた環境下で、管理者が設定したデータ(シナリオ)のみを処理するタイプです。
主なリスク:
- 人的ミスによるシナリオの不整合
シナリオの分岐条件や遷移設定はすべて人間が手作業で行います。
そのため、設定漏れ・誤設定がそのままセキュリティ事故につながる可能性があります。 - シナリオ増加に伴う複雑化と管理負荷
シナリオが増えるほど、依存関係や遷移パターンが複雑化し、どこで何が起きているか把握しにくくなります。 - 想定外の入力に弱い
固定ロジックのため、想定外の入力や異常系の対応が不足しやすく、 エラールートの設計ミスで、意図しないデータ処理が行われる恐れがあります。 - ログや設定の管理ミスによる漏洩リスク
入力項目が明確である反面、ログや保存設定に不備があると個人情報が過剰に蓄積される可能性があります。
予期せぬ回答をするリスクがほぼない一方で、人が管理するからこその脆弱性があります。
AI型(LLM活用型など)
学習データや外部の知見をもとに、回答を生成するタイプです。
主なリスク:
- プロンプトインジェクション(悪意ある入力による攻撃)
悪意あるユーザーが、ボットの指示を上書きするような入力を行い、 意図しない回答を生成させたり、内部情報を引き出そうとする攻撃のこと。 - 機密情報の意図しない学習・外部送信
入力された個人情報が、外部AIサービスにそのまま送信される可能性があります。
適切な匿名化やフィルタリングを行わないと、機密データがモデルに残存したり、誤ってログとして保存されるリスクがあります。 - 不適切な回答生成
人種差別的・攻撃的・誤解を招く表現など、AIが意図せず不適切な回答を返す可能性があります。
特に医療・金融などの高リスク領域では重大事故につながります。 - ハルシネーション(事実と異なる回答の生成)
AI が存在しない事実を「あるかのように自然に」回答してしまう現象のこと。
信頼性に関わるだけでなく、誤った情報提供による業務トラブルにつながります。 - 入力内容を完全に制御しづらい
ユーザーが自由に入力するため、予測不能なデータがモデルに渡り、 その結果、意図しない処理や外部API送信が発生する可能性があります。
高度な対応力を持ちますが、管理責任と予期せぬリスク対策が必要です。

定型業務の自動化に強い「シナリオ型」では、
「AI型」のようなリスクが非常に少ない点は大きなメリットです。
しかし、シナリオが増えていった場合の整合性の破綻や、シナリオ作成時のミスによるコンプライアンス違反、 扱う情報が増えた際の機密情報管理時のミスから発生する情報漏洩リスクなど、 管理コストの増加による人的ミスの可能性は完全には拭えません。
一方でAI型は、特有のリスク対策が必要になりますが、その柔軟性と利便性には代えがたい魅力があります。
しかし、シナリオが増えていった場合の整合性の破綻や、シナリオ作成時のミスによるコンプライアンス違反、 扱う情報が増えた際の機密情報管理時のミスから発生する情報漏洩リスクなど、 管理コストの増加による人的ミスの可能性は完全には拭えません。
一方でAI型は、特有のリスク対策が必要になりますが、その柔軟性と利便性には代えがたい魅力があります。
今日からできる!安全運用の3つのポイント
双方に様々なセキュリティリスクが存在しますが、
運用ルールを整備することで、安全にチャットボットを活用することができます。
データ最小化の徹底
シナリオの目的達成に不要な個人情報は、むやみに収集しないことを徹底しましょう。
シナリオを作成する際には「本当にこの情報は取得する必要があるか?」と常に問いかけることが重要です。
これはツールの種類を問わず、どなたでも実践可能な対策です。
シナリオを作成する際には「本当にこの情報は取得する必要があるか?」と常に問いかけることが重要です。
これはツールの種類を問わず、どなたでも実践可能な対策です。

利用目的を明示する
ユーザーに対して誠実であるとともに、法令遵守の観点からも重要です。
「このフォームに入力された内容は〇〇のために使用します」と利用目的を明示するだけで、 トラブルのリスクを大幅に低減できます。
「このフォームに入力された内容は〇〇のために使用します」と利用目的を明示するだけで、 トラブルのリスクを大幅に低減できます。

ログの「チェック体制」と「保存期間」を明確化する
特に AI 型における「不適切な学習」の防止はもちろん、
シナリオ型であっても不審な書き込み(攻撃の予兆)がないかを定期的に確認することで、リスク回避につながります。
また、収集したログデータは放置せず、保存期間を明確に定めて適切に破棄・管理することこそ、 最も基本的かつ重要なセキュリティ対策です。
また、収集したログデータは放置せず、保存期間を明確に定めて適切に破棄・管理することこそ、 最も基本的かつ重要なセキュリティ対策です。

まとめ
シナリオ型とAI型には、それぞれ異なるセキュリティリスクが存在します。
ツールの特性に合わせた設計を行い、定期的なログ確認とメンテナンスを行うことが、 企業の信頼を守る鍵となります。
適切なセキュリティ対策を講じたうえでチャットボットの利点を活かし、顧客体験(CX)の向上につなげていきましょう。
ツールの特性に合わせた設計を行い、定期的なログ確認とメンテナンスを行うことが、 企業の信頼を守る鍵となります。
適切なセキュリティ対策を講じたうえでチャットボットの利点を活かし、顧客体験(CX)の向上につなげていきましょう。
ADIAS Chatは
「自動対応(チャットボット)」と
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両方の機能を兼ね備えた
ハイブリッド型Webチャットです。
問い合わせ内容に応じて
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チャットボットから有人対応への
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ADIAS Chat製品紹介から
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全4種の資料をご用意しております。
どなたでも無料で
ダウンロードいただけますので、
ぜひお気軽にご覧ください。
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貴社のご要望にあった最適なプランをご提案いたします。
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会社概要
| 社名 | : | ファイン・インテリジェンス・グループ株式会社(Fine Intelligence Group Inc.) |
| 本社所在地 | : | 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町3‐14アライズビル4F |
| 代表取締役 | : | 藤田久男 |
| 設立 | : | 2000年6月1日 |
| ホームページ | : | https://www.fig.co.jp/ |
| 社名 | : | ファイン・インテリジェンス・グループ株式会社(Fine Intelligence Group Inc.) |
| 本社所在地 | : | 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町3‐14アライズビル4F |
| 代表取締役 | : | 藤田久男 |
| 設立 | : | 2000年6月1日 |
| ホームページ | : | https://www.fig.co.jp/ |
